近くの公園の藤が咲いていましたが、まもなく終わりそうです。
藤波の咲きゆく見ればホトトギス 鳴くべき時に近づきにけり ー奈良時代の万葉歌人・田辺福麻呂
紫色の美しさの向こうから聞こえてきたホトトギスの鳴き声も、もう少しかと思う初夏終盤。
分散登校
昨日、マスク姿とはいえ学園主役の皆さんが久しぶりに笑顔を見せてくれました。中学生・高校1年生の皆さんがそれぞれ午前と午後に分かれて登校。まずはHR教室で説明を受けました。
今後の懸念から遠隔授業が行き届くように全員にタブレット授業の説明を、それぞれのHRで実施。生徒皆さんは理解が素早く、手順よく操作を進め、またはメモをとり準備・実践に励みました。
説明後は臨時の教室に移動。
ワンフロアにHRが重ならないよう、この期間中はその日に登校しない学年教室に分散しました。しばらくは、この状態が続きます。
本日は高校2年生(午前)・高校3年生(午後)の分散登校です。
中学・高校1年の担任団同様、昨日は高校2年・3年の担任団も教務部から渡された『物差し』を持ち、臨時となる教室で机の間隔を計りながらの教室内配置に励んでいました。
今の状況を皆で工夫して1学期を改めて迎え進んでいきましょう。
※写真は、昨日の様子。
5月12日
校長 武川 眞一郎
おはようございます。今朝の気温は15度 晴れ。今日は午前 高校2年生 午後 高校3年生 の登校日です。登下校後、まずは30秒手洗いをお願いします。
昨日、学園内に中学生・高校生の声が響きました。そして、「アベマリア」と「校歌」のチャイムが時を知らせてくれました。
緊急事態時の学校再開ですが、学校にはいきいきとした生徒達が戻ってきてくれました。生徒皆さんマスクをし、間隔の維持に努めてくれていました。生徒皆さんの笑顔を見ると、学校は生徒皆さんが居て学校なのだと改めて感じた次第です。今日は、高校2年生と3年生の登校日です。明日からは決められた学年毎に時間割に従っての授業になります。願わくば、感染症が終息をむかえ、本格的な学校再開ができればと願っています。
昨日まで気づかなかったのですが、朝、建物の下に白色と黄色の花の絨毯が目にはいりました。はじめ遅咲きの「水仙」かなと思いながら、近づいてみると水仙ではありません。タンポポのような花を咲かせていますが名前を知らない植物です。調べてみると「ガザニア」というキク科の多年草でした。開花時期は5月から6月となっています。建物の下で陽があまり当たらないところだと思いますが、一生懸命に育っている姿は、逆境の中でも生命は輝くと思わずにはいられませんでした。
本日も、これまでの臨時休校中の生活についての確認と13日から始まる分散登校についての説明、遠隔授業についての説明でHRは終了いたします。帰宅後はすぐに手洗いをしてください。全国に緊急事態宣言が発令されております。感染予防対策をしっかりとるように心がけましょう。慣れが一番怖いものです。
学園では「3つの密」を避けるため生徒間では1M以上の間隔を設けて席を配置し、生徒数に対して間隔が取れない場合などは教室を変更して対応してまいります。また授業の間の休み時間はこれまでの10分間から15分間に延長し、手洗いや机の盤面の減菌などの作業をしていこうと考えています。完全終息がいつになるのかわからない状態での授業再開であることをご理解いただいきたいと思っています。
社会も頑張っています。君たちもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。
次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)
(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。
■休校中は次のことを守り、感染しないように注意してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。
(2)基本的に自宅で過ごすようにしてください。
(3)自宅では、咳エチケットや手洗い等の感染症対策を行うようにしてください。
(4)起床時と夕食後 必ず検温して記録をつけるようにしてください。
(5)部活動については、当面の間は禁止です。
(6)自宅では、規則正しい生活をし、与えられた課題で家庭学習を行うようにしてください。
(7)先生方は、交代で学校に出勤していますので、何か相談することがある場合は電話で問い合わせてください。
(8)登校は基本的に禁止ですが、緊急の場合など登校する必要がある場合は、事前に学校に連絡をしてから登校するようにお願いします。
(9)休校中の学校から皆さんへの連絡はメールメイトとHPになります。HPをこまめに見るようにしてください。