2学期始業式


猛暑が続いています。昨日は静岡県浜松市で40.9℃を記録しています。熱中症対策が必要です。

少し調べてみるると、昭和50年代・8月の平均気温は27.3℃、最高気温は35.6℃と言う記録が手元資料にあります。しかしながら夜の気温は17℃前後と過ごしやすかった気温が目につきます。平成に入っても8月平均気温は27.1℃です。

平成初期、思い起こせば学生時代は東京で過ごしましたが、私のアパートにエアコンがありませんでした。扇風機で十分過ごせていました。今となっては一寸考えにくいです。平成初期は『冷夏』といわれる年が続きますが、2000(平成12)年以降、平均気温はぐんぐん上昇し2010(平成22)年を過ぎる頃には夏に35℃を超えることも珍しくなくなりました。

第1回高校オープンスクール中止について

長崎県内では新型コロナウイルス感染が拡大しております。本校といたしましては8月22日(土)開催予定であった、高校・第1回オープンスクールを中止いたします。

2学期始業式

学園は今日から第2学期が始まります。本日は始業式。学内放送で行います。その後、模擬試験も実施します。

さて活動に制限がありましたが、短い夏休み期間中、各クラブ活動は練習に励みました。多くの方々のご理解ご協力、いつもありがとうございます。大雨から一転の快晴など目まぐるしくお天気が変わる日のあった夏休み。柿泊陸上競技場に足を運ぶと、陸上部皆さんが練習に励んでいました。

「短距離・長距離・フィールド競技、現在部員は2年生・1年生合計11人で活動しています。」キャプテンはそう教えてくれると足早に活動を開始していました。

「走り高跳びの選手がいるのです。」井上監督(数学科)に聞くとそう答えが返ってきました。「部員が少ないので、全員で高飛び練習の設置をします。陸上は個人競技のようですが、実はチーム連携が普段からとても大切な競技です。」

フィールドに残った雨水が照りつける太陽で蒸気になり、上からと下からの熱が競技場を囲う中、みんなで設置作業を行っていました。

「私たちだけが高跳び練習をするわけではなく、数チームが高跳び練習は行います。みんなが練習しやすいような環境をお互いのチームで作り上げていくことが暗黙の陸上マナーです。」

設置を終えると、それぞれの競技に分かれてアップが開始されました。

「レーンを使った練習では、『○○レーン、お願いします!』と大きな声を上げて走り出します。お互いの練習の妨げにならないように声出しをする、それもマナーです。」

以前バレーボール競技が試合前に選手が一斉にコートに散ってボールを使った練習を行っていた光景に驚きましたが、それぞれの競技には試合だけではなく、練習時点から特色あるアップ・練習方法があるんだなと大変興味深い光景でした。

今日は始業式です。終礼は午前中ですが、2学期の学校生活に向けてしっかりウォーミングアップをして明日からの授業開始に備えましょう。

各クラブ活動の皆さんは、屋外屋内・運動部文化部にかかわらずこまめに水分を摂りましょう。

※写真は陸上部。