始業式・ダブルで金賞受賞


思わぬ大雪。令和3年1月、2020年度・第3学期始業式は本来先週金曜日の予定でしたが、本日火曜になりました。

今朝は小雨が残り、通学路の道端にはまだ雪が残っています。気温は3℃。節気は小寒ですが、次の大寒を前に凍りつくような寒さが暫く続く時分です。

この時分は、十日、戎(えびす)様に商売繁盛を祈願する祭が関西が有名です。大阪・今宮戎神社では「商売繁盛で笹もってこい」の声が飛び交うかけ声のなか縁起ものの『吉兆』を結んだ福笹を求める人々で従来は賑わいます。

今週土日はいよいよ、新共通テスト。そして来週火曜日・水曜日はそれぞれ本校入学試験を実施。受験生皆さんは最後のひと踏ん張りの時期です。体調管理が求められます。

ダブルで金賞受賞

「今回アンサンブルコンテストで、中学・高校、ともに金賞を受賞することができました。」と、もしかすると部員の皆さん以上に目尻を下げているのは高瀬先生。始業式の本日、冬休み期間中の大変嬉しいニュースが飛び込んできました。

今年着任された高瀬先生。本校・吹奏楽部OGでもあり、部員の皆さんとともに4月から演奏技術も含めた意識向上に取り組んできました。

「日々の練習に真剣に取り組んでいた中学生、高校生部員の皆さんの頑張りが、今回の素晴らしい結果に結びつき非常に嬉しく思っています。」と、率直に喜びました。

「顧問・下村先生をはじめとする多くの先生方やコロナ禍でも大会を開催、運営してくださった方々、多くの部員の支えがあっての金賞です。」

今回の経験をこれからの活動に活かしていくとともに、日々練習ができると言うこと、大会に出場できるということは当たり前でなく、多くの人たちの強い思いと努力があってこそなのだという感謝の気持ちを一層とよく持つことができた機会だったと振り返った高瀬先生。

「楽しいことばかりではなく、もしかしたら辛いことが多かったかもしれなかったけど、それが成功する過程だと全員で経験できました。」

長期的な目標を達成する秘訣は、多くの日々の短期的な目標を達成することです。失敗は改善のためのプロセスで、最終的には必ず成功するという強い気持ちを持てた貴重な大会。

賞状を手にできた皆さんの笑顔が、受賞の素晴らしさを物語っていました。

※写真は、吹奏楽部。