4月22日(水曜)朝の空気に、やわらかな湿り気を感じるこの頃。
本日の天気は曇り。強い日差しはないものの、落ち着いた光が広がる一日となりそうです。

先週末、久しぶりに水辺の森公園周辺を歩くと、ツツジの鮮やかな色が静かに映え、藤の花がゆるやかに揺れていました。見上げれば、光をやさしく受け止める若葉たち。どこか水蒸気のような空気に包まれ、初夏の気配がすぐそこまで来ていることを感じます。
そんな季節の中、今日から3日間、長崎市営ラグビー・サッカー場をお借りして、中高体育祭の予行・本番が行われます。
生徒たちにとってこの時間が「思い出に残るフレッシュな体育祭」となることを願っています。
なお、ここまでの準備風景・練習風景は本校のInstagramをご覧ください。
さて、先週の17日(金曜)、新入生を対象に、生きる力を育む成長型支援サービス「Edv Path」のプログラムが、オンライン配信により実施されました。

「10年後の社会はどうなっているか?」
その問いに、クラスメイトと意見を交わしながら、積極的に手を挙げる姿が見られました。

あわせて、自分の興味・関心を探るために、「好きなもの」をテーマに互いに質問。理由やきっかけを言葉にする中で、自分を知り、相手を知る時間となりました。

入学式から一週間。まだ知らないことが多いからこそ、会話はどこか弾んでいました。

さて、火曜日にはすでに掲載しております「命の講話」。講師の齊藤先生へお届けする手紙として、中高生に感想を書いてもらいました。今回は、その講話を受けた生徒たちの声の一部を紹介します。
【生徒の感想より】
・海星にも中学校と高校の入り口の近くにマリア様の像があります。声に出しておはようございますと言うことは少し難しいですが、これからは心の中でマリア様の像に挨拶をしようと思います。(中1)
・小学六年生の子が書いていた手紙は、今の私では思いつけず書かないと思う内容でした。勉強や部活や人間関係で悩みながら生きており、周りを気にする余裕がありませんでした。男の子のように日々考えながら生きて他者を想い生活できるようになりたいです。そのためには、他者に与え与えられる関係を求めるのではなく、無償の愛のようなものを持つことが大切だと思いました。(高1)

・僕は今回の命の講話で「to do 」から「to be 」へという言葉が印象に残っています。何をするのかではなく将来どうなりたいのか、そのためには何が必要であるのかを考え、これからの生活を送って行きたいです。(高3)
・「普段の何気ない言葉が、人を傷つけることもあると知って、気をつけたいと思いました。」(高2)
・どんな人でも神様からしたら最高傑作だと聞いて安心しました。これからは自分に自信を持てるように頑張りたいと思います。(中3)

講話の中では、韓国のアイドルのエピソードや、東京大学の入学式で紹介された演劇作家の言葉など、身近な話題も取り上げられました。だからこそ、生徒たちは自分自身の生活に引き寄せながら、真剣に耳を傾けていたように思います。
「Love yourself」というメッセージにも頷けると齊藤先生。「自分を大切にすること」は、特別な行為ではなく、日々の中で自分にどんな言葉をかけるか、どんな選択を重ねていくかという、静かな積み重ねなのかもしれません。
そしてそれは決して特別なことではなく、日々の中で自分をどう扱うか、どんな言葉を自分にかけるかという、ささやかでありながら大切な問いかけでもあります。
学校での生活を、どのような時間にしていくのか。誰かと比べるのではなく、自分自身と向き合いながら、一日一日を積み重ねていくこと。その先に、それぞれの「自分らしさ」が、ゆっくりと形になっていくのだと思います。
問いから始まる、自分という物語。
その物語は、まだ書きかけのまま、これからの日々の中で紡がれていきます。
体育祭の熱気とともに、この講話で得た気づきもまた、生徒たちの中で静かに息づいていくことを願っています。
※写真は事務棟前のマリア像、高校1年生による総合の時間、命の講話の様子。

