夢の音


高校 第1回オープンスクール
6月27日(土曜) 受付:9時00分~

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今朝の気温も19℃ですが、雨が残り湿度を感じずにはいられません。

まもなく夏至。

夏至の日、頂点を極めた太陽は、その日を境にして少しずつ穏やかになっていきます。夏の暑さはこれからが本番という時ですが、梅雨雲の上では次の季節「秋」の準備がひそかに、そしてしっかり進んでいます。

1年間という時間で、季節は決められたとおり確かに進み、私たちに四季折々の恵みを与えてくれます。

 

 

年始の挨拶で清水校長は「一緒に夢を持ちましょう。ともに目標を持ちましょう。そしてそれを達成しましょう!」と、生徒の皆さんに語りかけました。

 

高総体が終わり一週間。

早朝から登校する人たちが増え、また3年生の引退もあり顔ぶれが変わりました。

 

午前6時30分過ぎ。

グラウンドや体育館、武道場やウエイト室では無機質に音が鳴り響いています。

 

ダン、ダンと床の鳴る音。

シュッとリングを通過するボールの音。

 

昨日早朝、体育館の音に導かれて行くと男子バスケットボール部の部員が練習をしていました。

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昨年はウインターカップに長崎県代表として出場。

全国の舞台を経験しました。

 

今年の高総体、4回戦まで進みましたが2点差で敗戦。次の決勝リーグには進むことができませんでした。

 

 

私たちの行動の源は何でしょう。

私たちの目指すゴールは、どこにあるのだろう。

 

彼らは誰かに怒られたから早朝から体育館で練習しているのでしょうか。

自発的に行動しているのでしょうか。

 

 

彼らは誰かが先頭に立って何かを実現していく楽しさや充実感をを知っています。

もちろん、やればやるほど不思議なもので悩みや課題はどんどん増えていきます。

 

疲れた・・・。

 

その一言がでるのは、初めからあきらめる準備をしているのでは。

なぜなら夢や目標の実現を手にするまで続ければ、疲れないことを私たちは知っています。

 

雌雄を決する長時間にわたる厳しい頂上決戦に勝利したとき、一番最初にわき出る感情は疲労感ではなく、充実感達成感だからです。勝利して涙を流すプレーヤーもいます。勝利の涙を流した彼は「疲れた。」と言うでしょうか。

 

たくさんの方々の応援をいただく公式戦。

彼らには眩しいライトが当たり、華々しくプレーをします。

そしてその華々しさの裏側には、誰もいない場所でのひたむきな取り組みがあります。

 

 

夢や目標は一つだけでなくてもいいのです。どんどん欲張りましょう。

今朝も、もういろんな場所から無機質な音が聞こえてきています。

 

これらの音は、夢や目標の音なのです。

 

 

■定点観測(6月18日・上グラウンド)

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※写真は昨朝の体育館。

担当 鶴野

 

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□男子・女子硬式テニス競技  H26 高総体 男子団体 優勝(16連覇)全国選抜大会出場・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP
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