九州選抜大会 第3位


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今日はこの季節にしては全国的にあたたかくなる予報です。今朝の気温は20℃。雨の朝です。

日の出時刻が遅くなり、雨の朝となると午前6時半ころくらいまでは街はまだ夜の装いです。(日の出時刻:午前6時51分)

 

さて九州選抜大会で準決勝まで進出、名門・福岡県柳川高校に敗退し昨日3位決定戦に挑んだ男子硬式ニス部。決定戦では見事勝利し、九州3位の成績で大会を終えました。(海星 3-1 宮崎日大〔宮崎県1位〕)

 

 

「私たちは九州5位の成績だったので、後輩たちの健闘にエールを送りたいです。」

 

センター試験まで、あと60日と迫った3年生。

九州選抜大会の結果を受けて、受験勉強に励むすでに引退した男子硬式テニス部3年生に話を聞きました。

 

「強豪チーム相手なのですが、今年の海星テニス部は力があるので、つきつめて言えば期待もあった分『もう少しやれたのではないか』とも、思います。」

 

厳しい表情で、言葉を選びながら話してくれました。

 

「団体戦ではダブルスが課題だという印象を持ちました。」

「と言うと?」

「はい、強豪チームに勝つためには、自分たちの強みを最大限に発揮できなければいけません。ダブルスは海星の強みです。そこでしっかり勝ち、白星を確実に拾うことがとても大切です。」

 

熱っぽく続けます。

「団体戦は、まずシングルス戦で、そしてダブルス戦→シングルス戦→ダブルス戦→シングルス戦と続く合計5ゲームです。準決勝の対戦チームは、全国的にもとても層が厚いチームなのでシングルスを全て拾うのは厳しいです。ですから、2番目のダブルス戦で白星を拾うことが大切なんです。」

 

「3番目のシングルス戦に出場する選手の精神的負担が軽減されるということですね。」

 

「そうです。強みを生かすのです。0勝2敗で挑む3番目のシングルス戦と、1勝1敗で挑むのは大きく異なります。そこはチーム力の妙技と言い換えることができるところです。」

 

引退し、チームに帯同することがなくなったにもかかわらず、本当に悔しそうに話してくれました。

「東口監督が普段から言うように、練習から本番を意識するというのは、プレーの質はもちろんですが、精神的負荷をかけて日頃から練習に臨むということです。」

 

写真を撮った後も、全員でまるで自分たちが今回の試合を終え抱え感じた課題のように語り続けてくれました。

 

「球技に大切なのは、ボールのないところでプレーの質を上げること。それはコートやピッチだけでなく普段の生活習慣の質を上げることでもあると思います。」

 

海星テニス部の今後の活躍に、どうぞご期待ください!

 

 

■11月17日火曜・朝

※昨日、最後まで残っていた旧中央館1階の解体が終わりました。

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