風雪の朝


※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』
からお入り下さい。

■1月18ー21日  芸術鑑賞会
■1月22日(金曜) シャミナード師命日
■1月25日(月曜) 高校・一般入試
■1月31日(日曜) 第3回吹奏楽部定期演奏会

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雪が降る今朝の気温は1℃。

早朝、まだ誰も歩いていない道路に足跡をつけるのは、何だか惜しい気がします。風雪に見舞われている午前6時。

この時期、雪に染まる街を眺めながら思うのは、やはり天気予報の重要性。

受験シーズン、しっかり準備を行い天気予報を確認して受験前に一度、交通機関を確認しながら現地を訪れる作業までを怠りなくしておくのは万全の準備と言えます。今日の雪は、私たち受験生に「最後まで気を緩めず」と、激励してくれています。

 

 

今朝の風雪呼び水となる、冷たい強い風が吹いた昨日。

国旗校旗を掲げる南館ポールのロープが、ひと風毎にポールに当たり「カンカンカン」と、乾いた金属音で鳴いています。静まりかえった教室で、その音がやけに耳につきます。

 

また一日、大寒が近づきました。

 

中学生・高校1年生ステラ・マリス コースは芸術鑑賞会に参加しました。(※水曜 高校1年生国公立進学・フロンティアコース、木曜 2年生全コース)関係者の皆様、ご協力ありがとうございます。引き続き今週は、どうぞよろしくお願いいたします。

 

高校3年生は、午前中自己採点を行いました。本日から本格的な二次対策授業が始まります。

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目標点に大きく手が届いた人。思うような結果ではなかった人。

 

私たちは出陣式で互いに口にしたように、今はただただ前を向いて進むしかありません。

 

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世の中に たえてさくらのなかりせば 春の心は のどけからまし  ー在原業平

 

皆が待ち望んでいる『さくら咲く』

 

ある場所では正門に

ある場所では街道に

ある場所では見晴らしの良い丘の上に、『桜』は鎮座して私たちに春の到来を告げてくれます。

 

在原業平が詠んだ、この歌の意味は、『世の中に、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに』というもの。

 

いつ咲くだろうか

今年は咲くの時期が早まるだろうか、遅くなるだろうか

 

咲いてしまえば

いつまで見られるだろうか

今日の雨で散ってしまうだろうか、この強風で散らないだろうか

 

「待つ」素晴らしさと「惜しむ」愛おしさを見事に表現した歌といわれています。

 

南国から渡ってくるツバメを見かける春。乾いた幹から青く見えてくる木の芽。心地よい春の風が流れていきます。特に今朝のような風雪の朝は、春風に吹かれる自らを想像するだけで前に進める一歩が自然と出てくるようです。

 

君にも、スッと優しい春風に吹かれる場所が必ずあります。

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風が強かった昨日でしたが、お昼頃はわずかな時間青空が見え、陽だまりができていました。

 

■1月18日・午前

 

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