※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。
■マリア会姉妹校HP紹介
1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京
1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎
1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪
1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道
■吹奏楽部
◆長崎県アンサンブルコンテスト
(中 学) 銀賞 クラリネット 4 重奏 A.Uhl 「デヴェルティメント」より 第3楽章
(高 校) 金賞 サクソフォーン 4 重奏 P.Iturralde ギリシャ組曲 より
◆第1回ながさきドリームブラスコンサート
平成29年 1月 5日(木曜) 13時30分~開場 14時~開演 場所:ブリックホール
(ゲスト校) 福岡工業大学附属城東高校・千葉 柏市立柏高等学校・県内各校吹奏楽部
※チケットは、本校吹奏楽顧問 下村まで(地歴公民科)
東の空がまもなくゆっくりと明るくなっていきます。
今朝の気温は9℃。今週は終業式、第2学期は12月22日(木曜)です。
週末、各クラブ活動は 遠征・練習試合・練習に汗を流しました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
『長崎国際平和映画フォーラム 2016』
長崎原爆資料館ホールで開催された同フォーラムは、長崎市内7つの高校から16名が参加し朗読劇を行うものです。今年で3年目を迎えるこの催しに、放送部は参加してきました。
朗読劇・稲塚秀孝氏が構成、演出『その刻(とき)から、この先へ』は、71年前の少年少女たちの壮絶な体験と、それから45年の刻を経た彼ら彼女らの原爆に対する想いをつづった手記です。
約3ヶ月間、月に2度、週末の午後を利用して7校で練習を行ってきました。
「歴史の流れと自らの体験を交錯させながら被爆の実像を伝える。」という、大変難しくも貴重なことをテーマに挑みました。
本番当日。
スポットライトの下で、当時6歳だった少女と10代の少年だった2人の手記を、私たちは朗読しました。
言葉を伝えるだけでも簡単ではありません。
しかもその言葉に自分ではなく、筆者の想いををくみ取り気持ちを乗せて伝えなければいけません。
聞き手に想像力を求めるには、自らの言葉に演出以上の『心を込める』必要があります。
私たち指導にあたっていただいた天野先生は「今回のような朗読劇は、続けていきたいと考えています。高校生が朗読を通じて『平和とか何か』を考えるきっかけにしてほしい。」と、語ります。
目的は、私たち人間は皆持って生まれてくるわけではありません。
私たち自身が成長する中で、それぞれの目的を見つけていきます。
私たちは今回の参加でそれぞれが放送部活動に携わり、魚見先生の指導を受けながら、ようやく大きな目的を見つけたと感じました。
朗読発表後、参加校や指導いただいた講師の方々で座談会が行われました。
指導に当たられた劇団『無名塾』俳優出身の松崎謙二氏を囲み、互いの感想や意見を発表しました。
参加した生徒の一人は、「皆さんの読みを聴いて刺激を受けました。何より、誰を対象に何を伝えてほしいかを考える貴重な機会でした。」と感想を述べました。
松崎氏は「高校生の皆さんは上手です。伸びしろを感じずにはいられない朗読劇でした。私も舞台に立つプレッシャーをよく知っています。そこを乗り越えて舞台で気持ちをしっかり入れて読み伝える皆さんを見て、被爆地長崎で平和を発信していこうとする強さを感じました。」と、総括していただきました。
無名塾・松崎謙二氏
共演いただいた朗読ボランティア団体『永遠(とわ)の会』の皆様との出会いは、今回平和発信を志す私たちにとって最も大きな財産になりました。
最後に撮った記念集合写真は、私たちにとって一生忘れられない一枚になりました。
来年も予定されているフォーラムで、成長した私たちをまた皆さんにお目にかけられるように放課後のクラブ活動を一層頑張ります。
ありがとうございました。
※写真は、長崎国際平和映画フォーラム2016の様子(放送部)
■12月16日