成長への道


□第94回全国高等学校野球選手権大会
 一回戦  7月10日(火曜) ビッグN球場 9時30分~(予定)   海星-西陵
 
 早朝から雨が降り、連日、湿度の高い日が続いています。本日は、第94回全国高等学校野球選手権大会・開会式です。甲子園に向けての集大成を出場全チームが発揮します。
 
 さて、受験生にとっては最後の峻烈な夏がまもなく到来します。途中で息切れしてしまうことのないように、創意工夫をして有意義な時間の使い方を模索することが大切です。逆境の中にあったとしても、同じような目標を掲げている仲間達と共に切磋琢磨し、皆で乗り越えていくのです。
 
 一方、就職希望者は既に就職試験に向けて本格的に動き始めています。進路指導室には、就職を希望する生徒達が企業検索にやってきます。今の段階で志望理由書の下書きを何度も何度も持参し添削を受けている生徒もおり、日頃国語や小論文講座で学んでいる成果を発揮しています。
 
 重要な案件を決める際には、誰でも慎重になるものです。
 
 そんなとき、『決意は遅くとも、実行は迅速なれ』という言葉が思い出されます。17世紀のイギリスの詩人、ジョン・ドライデンの言葉です。
 一度決意し、それを実行に移すとき、躊躇することなく迅速に行動する事こそ大切なのです。
 
 
 3年生が、受験や就職へと新たな船出の準備を始めている頃、1・2年の部活動生達は新たなスタートを切っていました。
 高総体で引退した3年生が残した意志を受け継ぎ、新たな目標を掲げて日々の練習に打ち込んでいました。
 
 
 
 
 剣道部の練習では、中学生も高校生も共に切磋琢磨しています。
 剣道場に足を踏み入れると、姿勢正しく背筋を伸して裂帛(れっぱく)の気合いを込めた大きな声が響いていました。全日本剣道連盟は、『剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である』という“剣道の理念”を掲げています。剣道部の生徒達が見せてくれた練習中の所作が、剣道の理念を体現しているようでした。
 
 剣道部の練習は、部長の部員全体へのアドバイスと指示のもとに迅速にてきぱきと進められていきました。
 
 
 剣道部は、7月26日に玉龍旗、7月29日に県中総体を控えており、その試合に向けて鍛錬を行っています。
 剣道部主将に、話を聞くことが出来ました。
 
 「次の試合での意気込みを教えて下さい。」との問いかけに、 「次の試合では、個人の力ではなくチーム力で他の強いチームにも負けないようにしたいです。一人一人がチームの為にという意識で戦い、試合に勝つだけではなく、チーム力でも勝ちたいです。」 と笑顔で力強く答えてくれました。
 
 生徒諸君は、勉強、部活動、学校行事等での活動を通して、共に切磋琢磨し競い合うことのできる仲間がいることの素晴らしさと力強さを学ぶことができます。
 誰でも不安はあり、自分自身が成長できているか疑ってしまうときがあります。辛いと感じるとき、きついと感じるとき・・・
 目には見えずともそこには必ず成長があります。自分を疑わず、共に頑張る仲間を信じて前に進むことが今の自分の成長へと繋がるのです。
 
 本日は模擬試験を全学年受験します。さぁ、今日も一緒にしっかり取り組んでいきましょう!
 
 
担当M
※写真は、昨日の様子。
 

最近5カ年・合格者数(国公立大学)

東京大学6名 京都大学2名 九州大学9名 大阪大学2名 神戸大学1名 名古屋大学1名 東京工業大学1名 北海道大学1名 長崎大学109名 熊本大学6名 九州工業大学5名 福岡教育大学3名 佐賀大学9名 大分大学8名 宮崎大学6名 鹿児島大学6名 鹿屋体育大学1名 琉球大学5名 山口大学3名 広島大学3名 岡山大学1名 島根大学4名 鳥取大学4名 香川大学1名 高知大学1名 東京学芸大学1名 千葉大学1名 和歌山大学2名 静岡大学2名 茨城大学1名 群馬大学1名 新潟大学1名 山形大学1名 北見工業大学1名 北海道教育大学1名 等

長崎県立大学27名 北九州市立大学5名 福岡県立大学1名 福岡女子大学2名 熊本県立大学4名 名桜大学4名 下関市立大学2名 尾道大学1名 兵庫県立大学1名 愛知県立大学1名 高崎経済大学1名 都留文科大学2名 釧路公立大学2名 等

私立大学ほか近年の本校進学実績 

 

□男子・女子硬式テニス競技  H24 高総体 男子団体 優勝(14連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 

□男子バスケットボール競技 H24 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 

□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 

□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP