嵐を乗り越える力


 夏の暑さが続いていますが、朝夕は涼しい風が吹き渡り気持ちの良い時期になってきました。
今朝も青空が広がり涼しい風が吹く過ごしやすい日和となっています。今日から、後期の夏課外が始まります。
 
 先週末、後期の学外合宿最終日の朝、7時前から毎朝のラジオ体操が行われました。外で体操をすることで秋の気配を感じ取りながら学習前に体や脳を起こす事ができたようです。

 暦の上では“処暑”が近づき、だんだん漂う秋の気配。“処暑”とは夏の暑さが峠を越えて後退し始める頃のことで、この頃から秋の台風が訪れることが多くなります。台風は”野分(のわき)”とも呼ばれ、野の草を吹いて分けるという意味です。

 野の草を分ける強い風。”野分”が去ると風見舞いといって親しい人の安否を気遣い訪問し、慰め励まし合って嵐を切り抜けていたのです。

 3年生が受験に備えた学外合宿を実施する中、他学年の生徒達はそれぞれ学習・クラブ活動に精を出して頑張っています。クラブ活動では、遠征や練習試合等が各クラブで実施されました。関係者の皆様におかれましてはご協力ご理解、誠にありがとうございました。また、保護者の皆様をはじめ、OBの方々からのご協力に大変感謝しています。

 3年生は学習合宿にも大分慣れてきた様子です。
これからの追い上げに必要な長時間の学習にも耐える学習習慣が備わってきました。

 疲れが蓄積してくると食欲がだんだんと低下していきますが、生徒達は、食欲旺盛で疲れを残さない生活習慣も身についてきました。取り組んだ分だけ、肉となり骨となるのです。

 人生において、何の苦もなく晴天ばかりが続くようなことはほとんどの場合ありません。
必ずどこかで訪れる失敗や不運。しかし、その障害を乗り越えた先に成長があります。

 19世紀のスイスの哲学者 カール・ヒルティの言葉です。
「人生において最も耐え難いことは、悪天候が続くことではなく、雲一つない晴天が続くことである。」

 降りかかる問題を恐れるのではなく、乗り越えていく楽しみを人生の糧とできる人間になってほしい。
嵐のような時も、風見舞いの精神で仲間と共に励まし合い苦難を切り抜けていくのです。

さあ、今日も一緒にしっかりと取り組んでいきましょう!

担当M

※写真は、先週の金曜・土曜の様子。

最近5カ年・合格者数(国公立大学)

東京大学6名 京都大学2名 九州大学9名 大阪大学2名 神戸大学1名 名古屋大学1名 東京工業大学1名 北海道大学1名 長崎大学109名 熊本大学6名 九州工業大学5名 福岡教育大学3名 佐賀大学9名 大分大学8名 宮崎大学6名 鹿児島大学6名 鹿屋体育大学1名 琉球大学5名 山口大学3名 広島大学3名 岡山大学1名 島根大学4名 鳥取大学4名 香川大学1名 高知大学1名 東京学芸大学1名 千葉大学1名 和歌山大学2名 静岡大学2名 茨城大学1名 群馬大学1名 新潟大学1名 山形大学1名 北見工業大学1名 北海道教育大学1名 等

長崎県立大学27名 北九州市立大学5名 福岡県立大学1名 福岡女子大学2名 熊本県立大学4名 名桜大学4名 下関市立大学2名 尾道大学1名 兵庫県立大学1名 愛知県立大学1名 高崎経済大学1名 都留文科大学2名 釧路公立大学2名 等

私立大学ほか近年の本校進学実績

□男子・女子硬式テニス競技  H24 高総体 男子団体 優勝(14連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 

□男子バスケットボール競技 H24 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 

□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 

□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP