本日から節気は『霜降(そうこう)』、この節気が終わると次はいよいよ『立冬』、暦の上での冬が到来します。
数日前、朝の通学路でコツンと落ちていたドングリを蹴り、そのドングリが石畳を転がり落ちていったことを書かせていただきました。
楢やクヌギ、柏や樫の木の実がドングリです。先のとがったものからまん丸いもの、先端と根本の茶色いコントラストが見事な色映えするものなど、形や色は様々です。秋のドングリは子供たちの遊び道具にも。
少し肌寒い朝の通学路ですが、秋色に染まった山のオレンジ色を楽しみながら、足元のドングリで遊ぶ事もこの季節の一興です。
地区大会・個人戦優勝
「数あるスポーツで、何故剣道だったのですか?」
「姉の影響と、父への憧れから私は剣道を始めました。」
本日のTOP写真は、先週地区大会で見事「個人戦 優勝」を果たした女子剣士・平山選手です。(団体戦は準優勝)
平成30年に鶴羽監督が着任した剣道部。その中で伝統ある男子剣道部同様にメキメキと力をつけてきた女子剣道部。この春はコロナ禍で開催中止とはなりましたが、全国大会出場権利を初獲得しています。
昨日初優勝の話を聞くと、まず最初に彼女が教えてくれたのは部員数についてでした。
「頼れる先輩方が引退され、現在団体戦は4名で出場しています。通常は5名で構成される団体戦ですから、私たちは1敗から団体戦がスタートします。その状況下で準優勝の結果を残せたのが一番うれしいです。」
伝統ある剣道部は、戦前から海星では活躍しているクラブ活動です。前監督の川島先生(国士舘大学時代・全国大学選手権大会で優勝)が昭和55(1980)年に着任、以降県内外で男子剣道部は目覚ましい活躍を遂げました。
女子剣道部は男女共学(平成18【2006】年)になって数年後に活動を開始。
男子しかいなかった武道場に女子剣士の大きな声がそろってこだましている放課後も、今やすっかりお馴染みの風景です。
(昨年の練習風景)
鶴羽監督は、「今大会は1試合1試合にかける集中力が素晴らしかった。これで満足せずみんなでさらなる上を目指していきたいです。」と、細い目をさらに目を細めてともに喜んでいました。
「次の大会でも全員で力を合わせて挑みます。まだまだチャレンジです。新一年生の皆さん、入学後剣道でお互い切磋琢磨し、団体戦で上を目指しましょう!」
昨日の女子硬式テニス部皆さんに続き、海星女子のますますの今後の活躍に、どうぞご期待下さい。
※写真は、女子剣道部。