イレギュラーなことに対応する際には時間が必要ですが、事前に準備ができていると心の対応には『ゆとり』があります。
節気は『穀雨』
今日は雨の朝ですが、湿度に伴う暑さすら感じる朝も、初夏の気配に思いを馳せることができる雨です。
来週から節気は『立夏』ですが、次のような言葉があります。
『八十八夜の忘れ霜』
八十八夜は、茶摘みや種もみ蒔きに適した時期ですが、ふいに霜が降り冷え込むときがあります。霜が降ると農作物は大変なことになります。「くれぐれも油断しないように」という言葉です。
春、みつけた課題
朝、グラウンド・武道場・体育館と午前6時50分頃には様々な競技の音が学園内には響き渡ります。本日はそのうち男子バスケットボール部をご紹介させていただきます。
昨朝、体育館に行くとバスケットボール部・バレーボール部が午前7時前に集まり朝練習に取り組んでしました。
準備をして、ウォーミングアップ。
「おはようございます!」と、いうあいさつに続いて次々に部員がトレーニングを始めていました。
午前7時にもなると、体育館は放課後のような活気です。春の大会も終わり、新1年生部員が加入し、3月の終わりからパワーアップした熱が満ちていました。
バスケットボール部が用具を置いている体育館の一角にあったポスター。
2013年・高校総合体育大会。
長崎県を代表する強豪チーム・長崎西高に先輩方が1点差で敗戦した様子のポスター。しかしよく見るとポスター右には、その翌年2014年ウインターカップの先輩方の活躍が。
前年の敗戦を経験として、長崎県で優勝して全国大会に出場した活躍も描かれていました。
「目の前の1つ1つに、丁寧に、しっかり取り組みます。」
2年生選手に話を聞くと
「先日の春大会で長崎西高と対戦させていただきました。結果は、92-73で敗戦しました。強さを感じましたが一番感じたのは選手層の厚さの違いです。チーム一丸となってプレーしていました。気持ちでもチームワークでも負けないように、練習に取り組みます。」と、靴紐を結びなおしながら教えてくれました。
「では失礼します!」
キュッキュッと鳴るシューズに、ボールが床に当たる音、そして音色が気持ちよいネットをボールが揺らす音。
春の大会を終え、油断なく練習に取り組むクラブ活動の皆さんの音が、今朝も聞こえてきました。
聖火ランナー
本校の女子生徒が、「私の元気を届けたい。」と、熱意をもって応募し、見事聖火ランナーに選出されました。
「五島列島を走ってきます!」と、昨日意気込みを語りに来てくれました。応援しています。
※写真は、男子バスケットボール部と聖火ランナー。