昨日の雨には驚きましたが、今朝は路面に雨が残っているものの現在は曇り空です。
来週から本校は定期考査が始まりますが、定期考査の前週、生徒の皆さんはどのような姿勢で授業に向き合っているのかを本日は紹介させていただきます。
ICT授業
海星中学校ではICT授業が本格的に始まりすでに三年以上経過していますが、高校でも段階的にICT授業が始まっています。今年入学してきた高校一年生からは全員ipadを活用し授業に臨んでいます。
では、高校二年生、三年生の授業はどのような形で授業を受講しているのでしょうか。その様子をお伝えします。
現在、大学・専門学校に進学、または就職すると、アナログではない情報伝達はもはや日常になっています。出席表や出勤表を、それぞれのシステムで運営管理している事も珍しくありません。
本校でもすでに出欠連絡はClassiを活用しています。
校内を歩くと、様々な形での講義を見ることができます。教科特性に合わせて、教職員もそれぞれ活用しているソフトに個性が見られます。
例えば、キーノートでの授業。
イラストなどもふんだんに活用し、表やグラフなどで授業を展開しています。
ドロップボックスなどを活用しPDFを投写しての授業や、メタ文字を活用した授業。
タブレット上で赤ペン指導をして、解答を導き出します。
ロイロノートを駆使して授業する先生は、ロイロノート全国研修会で『シンキングツール』を活用した授業案で優秀賞を獲得、全国に紹介された先生です。
「過去に授業で学習した内容を、すぐに復習できてみんなで共有できるのが便利で、生徒の皆さんにも大変好評です。」
パワーポイントを活用して、生徒の皆さんと議論し共に考察しながら授業を進めている先生達も沢山います。
地歴科の先生は「解答時間を与える際、タイマーを表示できたり、近現代史では動画で当時の様子を瞬時に見ることができたり、資料を表示することによっていち早く全員で共通認識できるという利点がICT授業にはあります。」
ちなみに昨日放課後、職員室横の自学スペースには完全下校まで質問に来る生徒の皆さんで大盛況。
その指導もタブレットを活用し、丁寧に問答する光景も近年は珍しくない光景です。
高校では現在は1年生皆さんだけですが、あと2年すると中学・高校と学園全体でipadを生徒の皆さん全員で活用する授業が開始されます。
「ソフト開発も進むと思うので、これから先の授業がますます楽しみです。」
※写真は授業の様子。