星がとても綺麗な月曜日の朝です。
日の出時刻も午前7時を過ぎ、今朝の日の出は午前7時8分。すっかり夜が深くなりました。気温は7℃ですが、夜明け前、緩やかに吹く風が体感温度を下げます。明日から節気は『大雪』です。
週末部活動は、公式戦・練習試合・練習に挑みました。対戦いただいた各競技各チームの皆様、大会関係者の皆様ありがとうございました。保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
12月も第二週目に入ります。来週金曜日からは『三者面談期間』です。それを終えると、クリスマスミーティング・終業式は24日(金曜)です。
市民連携フォーラムの目的・趣旨
「地球温暖化現象は即急に取り組むべき世界の課題として認識されています。長崎市も長与町・時津町と合同で2021年3月に『ゼロカーボンシティ宣言』を発表しました。」
生物部皆さんは、声を大きくしてそう言い、最近の活動を教えてくれました。
「今回の市民連携フォーラムに向けて、中高大学生が次世代ステークホルダー会議を8月から何度も重ねてきました。私たちは普段から地球温暖化に関心と危機感を持ち、自分事として捉えて活動しています。」
生物部顧問 美明先生は次のように彼らの活動を説明します。
「歴代の生物部は、若者の立場から議会や行政へ向けて環境保護をはじめとする様々な意見を発表しています。また発表活動を通じて同世代の若者にも環境保護に対する認識や関心を高めてもらう活動の輪を広げていくきっかけを考えています。」
最近の地球温暖化対策活動詳細を教えてくれました。
「主催である『サステナプラザながさき』様には、大変お世話になりました。長崎大学学生12名、長崎総合科学大学3名(大学院生も含む)、海星高校生物部8名、鶴洋高校4名、海星中学校生物部6名、茂木中学校2名、東長崎中学校3名の総勢38名の学生が地球温暖化対策について議論を交わしました。」
会場:長崎市議会議場 11月14日(日)実施
市民連携フォーラムの出席者
市議会議員8名(下記写真・左前側)、長崎市長と長崎市環境部の皆様(下記写真・右前側)、議員席(学生)
写真の中央で長崎大学の学生と一緒に発表しているのは、海星高校生物部一年生の原さんです。
海星高校生物部二年生の中島君は司会、赤塚さん(部長)と田邊さん(副部長)は趣旨説明を担当しました。
次世代ステークホルダー会議からの主張の要点まとめ
「市議自身に積極的に取り組んでほしいこと」
1.長崎市が様々な課題を抱えていることを承知した上で、市民を巻き込んで地球温暖化対策を優先して取り組んでほしい。
2.今実践している環境事業に使う補助金増加とその内訳の明示をしてほしい。
子供・若者向けに市議に働きかけてほしいこと
1.「ながさきエコスクール」という制度をさらに活用すること。
2.「サステナプラザながさきの活用」の促進。
長崎市(行政)に対する要望
1.『地球温暖化対策実行計画』に関するわかりやすい説明とPRを実施する。
2.「市民のやるべき環境に優しい活動」をテーマにした資料づくり。
3.実質CO2排出量0の公共交通機関(路面電車・バス)を利用した観光地巡りツアーの企画を進める。
市議会議員皆様も市長様も地球温暖化対策の重要性には、賛同の意を示していただきました。学生の意見に耳を傾け、大変丁寧に回答して下さいました。
情報発信をする際にSNSの活用と紙媒体による宣伝を併用することで、「広い年代に伝わるように工夫することが大切である。」と助言して頂いたり、「市長や市議が普段行っている川のゴミ拾い活動」や「エレベーターを使わず階段を歩いてのぼる健脚維持」など、普段から心がけていることなども教えて頂きました。
生物部・環境についての学内発表(令和元年)
『市民連携フォーラムを終えて学生の感想』
・市議会本会議場で議員や市長の意見を聞くことが初めてだったのでとても緊張ししました。
・情報発信の媒体だけでなく、文字の大きさなど伝えたい相手を意識してPRすることの大切さを知ることができました。
・市議会議員の方々や田上市長は、私たちの意見に対して優しく前向きに答えてくれて嬉しかったです。
・市議の方が10年間も川の清掃活動を続けてきたことを知りました。感激しました。
・来年以降も継続して次世代ステークホルダー会議を継続していきたいと思いました。
※写真は生物部活動。