葉桜が雨粒に濡れる朝、気温は19℃。
今年も平年より早く梅雨入りをした沖縄。長崎県も昨年同様に早々の梅雨入りとはなりませんでしたが、お天気は下り坂になっていく予報です。まるで梅雨時期を思わせる『走り梅雨』を迎える週末となりそうです。
定期考査一週間前
さて本日から第一回定期考査一週間前となります。普段から休み時間や放課後には、先生への質問や自習などで賑わう職員室や職員室前の自習スペースですが、連休明けからはさらに活気づくようになりました。
「先生、複素数平面について質問があります。お時間よろしいでしょうか。」「もちろん。…なるほど、その質問はとてもいいね。理解を深めるためにもう少し、説明を加えるね」
放課後の校舎では、この他にも学習スペースや各教室を利用して完全下校まで学習に励む生徒もいます。積み上げた学習時間が成果となって現れるような次へ繋がる定期考査にしていきましょう。
高校1年学年集会
その定期考査に初めて臨むのが高校1年生と中学1年生の皆さんです。
5月9日(月曜)に高校1年生は学年集会を実施し「一週間前にやるべき取り組み」と題した学習面についての話を行いました。
学習計画を立てることの重要性から始まり、自分の理解度の確認をして「今の自分に何ができて何ができないのかをはっきりさせていくことが重要」ですと話をしました。
「自信がない部分の対策をしっかり行うことで、初めての定期考査を乗り切ってほしい」とアドバイスを1年生に送りました。
定期考査という一つの区切りに向けて取り組む中で見えてくる『自分』があります。
高校3年学年集会
5月9日(月曜)の同時刻。1年生、2年生と定期考査を経験してきた高校3年生には「受験に向けてどんな準備を行えばよいか」というテーマで学年集会を行いました。
様々な希望進路へ向けた目標設定や大学入試に向けての戦略など進路の話を中心でしたが、まず学年主任が「最後まで全力で走りきる」「後輩たちに誇れる自分」と2大目標を達成しようと75回生に檄を飛ばしました。
続いて進路部長からの話です。
「入試の特徴を知ることで戦略をしっかり立てていきましょう。」
「今年も100以上の大学説明会を予定しています。積極的に参加し、自分の学びたいことができる大学かどうか、どのような入試方式があるのかなど、さまざまな情報を得て、目標を明確にしていきましょう」
大学や専門学校、就職。どのような進路選択であっても知らないものは選ぶことができません。多角的に情報を得ることでそれぞれの進みたい道が見えてきます。
そうして初めて生まれる「なりたい自分」と進みたい道への「志望理由」。
最後はその志望理由を明確な形にしていく「志望理由書を書くにあたっての心構えと準備」についての話でした。
「たとえば大学は『大学が求める学生像(アドミッションポリシー)』を入念に調べておくことが、自分の志望と学校のミスマッチを防ぐことになります。」
「マイ・テーマを決めて、自分の強みを書き出せるようにメモをとっておきましょう。なりたい自分を思い描くのには時間を要します。」
「ぜひ志望理由書が書けたら他人が書いた文章を読みながら、自分の書いた文章と比較してみましょう」と最後にアドバイスがありました。
大学入試改革により入試制度は多様化しています。
だからこそ適切な情報収集と明確な志望理由の設定が重要です。輝く指針を持って進路実現に向けて進むことができるように3年生の皆さんを応援していきます。
※写真は1年生と3年生の学年集会の様子。。