「今、知るべきこと 今、動くべきこと」


 

 

定期考査一週間前

本日から第一回定期考査一週間前となります。

一年生の皆さんにとっては初めてのテストです。疑問に思うことはその日のうちに理解するように心がけ、本番に備えていきましょう。放課後には、校舎内の学習スペースや各教室を利用し、完全下校の時間まで学習に励む生徒もいます。積み上げた学習時間が成果となって現れるような次へ繋がる定期考査にしていきましょう。

 

高校3年学年集会

5月8日(月曜)1時間目、76回生を対象に「進路実現のため 今、知るべきこと 今、動くべきこと」というテーマで学年集会を行いました。

 

今年度から進路指導部長を務める松尾勇太先生から、講話の冒頭にねぎらいの言葉がありました。

「まずは皆さん、4月のビッグイベント体育祭お疲れさまでした。全学年を一つにまとめるという上級生としての役割を十分に発揮できた体育祭だったと思います。また、『目前に控える部活動の集大成』とも言える高校総体でも、数々の場面で活躍することでしょう。」と述べました。

 

「(それと同時に)皆さんは、受験生ですので、進路実現のために大切な時期でもあります。入試の特徴を知ることで戦略をしっかり立てていきましょう!」とエールを送ります。

 

「今年も校内での大学説明会を予定しています。積極的に参加し、自分の学びたいことができる大学かどうか、どのような入試方式があるのかなど、さまざまな情報を得て、目標を明確にしていきましょう。大学や専門学校、就職。どのような進路選択であっても知らないものは選ぶことができません。多角的に情報を得ることでそれぞれの進みたい道が見えてきます。」

 

「たとえば、『なぜ、大学ではなく専門学校なのか』については、専門性を磨き早く社会へ出るという流れになるので、明確な職業意識が必要とされます。また、【就職】なら7月から求人票確認、【専門学校】総合であれば8月から出願、【私立大学】・【国公立大学】総合で受験するならば9月上旬から出願となっています。特に総合型選抜は、他の選抜以上に準備するものも多岐にわたる場合が多いため、事前準備に時間がかかります。出願準備が始まる時期も抑えておく必要があります。」

 

様々な希望進路へ向けた目標設定や大学入試に向けての戦略に関連する話に、76回生は真剣なまなざしで耳を傾けていました。

最後に松尾先生は、授業での取り組みや、来週から始まる定期考査への準備について触れた後、来月には志望理由書模試を実施することを伝えました。

 

「社会で〇〇がしたい、そのために大学で〇〇が学びたい、高校では〇〇に取り組んでいた…といった自分の進路志望を形にするには、準備が必要ですね。明確な志望理由、高校での活動が大学の求める生徒像に合致することが必要です。このことが『大学を知る』ことに繋がっていきます。」とアドバイス。

 

大学入試改革により入試制度は多様化しています。

「進路実現のため 今、知るべきこと 今、動くべきこと」

 

適切な情報収集に基づき、十分な準備をする―。3年生の皆さんが輝く指針を持って進路実現に向けて進むことができるように、私たち教職員がサポートをしていきます。

 

※写真は3年生学年集会の様子。