□第130回 九州地区高等学校野球長崎大会
2回戦 3月30日(金曜) 12時00分~ 予定
海星 - 大村高校・諫早商業 試合勝者
海と緑に囲まれた場所に位置する海星学園・三和グラウンド。
昨日もスカイブルーの青空が、周囲の海を美しく照らしています。午前中三和グラウンドに見学へ行くと、公式戦を控えた野球部、そしてラグビー部が土煙のなか練習に汗を流していました。
「人任せにするな。」 「プレーに発想を持て。」 「自分の役割をしっかり果たせ。」
一見学者として練習を見ていると、社会人として常に念頭に置いておきたい言葉が、コーチングとして競技を通じ自分に響いてきます。プレーへの失敗の不安が大きいほど、成功した時の喜びは大きい。したがって失敗を恐れチャレンジを放棄することは、大きな喜びを放棄することと同じです。
練習中、同じ場面はありません。目まぐるしく状況は変わっていきます。
昨年度の春クラブ活動を見学した際、練習を終えた当時の新一年生に話を聞き印象に残った言葉がありました。
「高校でのクラブ活動はどうですか?中学校時代と違いますか?」
「はい、先輩方はみんなはやいです!」
「そうか、体も大きいからプレーもはやいだろう。」
「いえ、そういうはやさももちろんですが・・・。」
「何のはやさかな?」
「はい、判断がはやいです!」
ひとつの場面においても選択肢は様々です。そこに飛び交うコーチング。声をかける勇気と、声をもらえる姿勢。
自我は尊重するが、他人を無視するエゴイズム。他の存在を尊敬すると同時に、自分の存在を尊敬する個人主義。チームプレーには多くのことを気づかされます。その中で、大きな喜びを得るためにチャレンジを躊躇せず、自分の役割を誠実に果たすことによって得られることがたくさんあるのです。
プレーのスピードも、判断のはやさも、一足飛びに身につくものではありません。ひとつひとつのプレー、一日一日の練習と経験の成果です。
ボールがないところでも学ぶ場面があるクラブ活動。
『失敗の多くは、成功する前に諦めてしまうことにある。』 今日も様々な場面で一緒にチャレンジしていきましょう!
そこにはチャレンジをあきらめない仲間達がいます。
□第13回 北九州市長杯争奪 西日本地区高等学校バレーボール大会(男子の部)
3月24日(土曜) 3月25日(日曜) 会場 福岡県立小倉工業高校体育館・北九州市立総合体育館