受け継ぐ探究活動


定期考査一週間前となり、下校時間も一時間早まって18:00となり、下校放送がなる直前まで小テストの振り返りを行う生徒も見られます。「その日のうちに終わらせないと、また明日へ積み残すと自分が使える自由な時間が削られるんです」と生徒。時間の使い方も様々ですが、「その日のうちに」という心がけは見習いたいものです。

 

朝のニュースでも能登半島地震で被災した場所に災害ボランティアの手が入るニュースを耳にします。必要とされる支援が届くことを願いつつ、自分自身に何ができるか、今日お届けする話題は、そのきっかけを作ってくれるかもしれません。

海星のSDGs探究活動

2月5日(月曜)、1年生(78回生)を対象とした総合学習を行いました。講師を務めるのは、74回生の時から始まったSDGsに関わる総合学習を展開してきた木村先生です。

みなさん、「ボランティアをすることは、目的ではありません!」と力強い言葉から始まった集会。

「人生を通じて社会に貢献する」

このメッセージから思い出されるのは、

「物は有限だが、知恵は無限である」、被災地の救援活動の中で限られる物資で、いかに知恵を生かして生活者を救うという、スーパーボランティア尾畠春夫さんのインタビューです。

 

今までも、テーマを設定することの難しさから、生徒に様々なボランティアの機会を提供してきた木村先生。

ボランティアを通して、何かに気づき、そして、行動に移す・・・多くの取り組みから、地域とどうつながっていくのか、という話題にも触れていきました。

 

74回生のテーマは「日本一魅力ある長崎へ」。SDGsの理念を融合して取り組んできた探究活動でした。

(74回生『SDGs探究活動』の様子)

 

「探究とは興味があることを、自分たちで、いろいろ調べてみることです。問題発見・問題解決は『自分で』『自分なり』に行います。その中で得た思考力・判断力・表現力は社会できっと役に立ちますよ。」

今まで活動してきたものに加えて、新しい活動も紹介されました。

このSDGs活動は、先輩から後輩へ受け継いでいってほしい探究活動を目指していると、木村先生。

この機会をいかしてSDGsの活動に触れていきましょう。

※写真は1年生の総合学習の時間の様子。