赤いランタンの上にふんわりと積もる雪。冬の冷たさの中にも、どこか温かみを感じさせる景色が広がります。数珠つなぎに連なるランタンの視線の先には、静かにたたずむマリア像。その穏やかな表情を眺めながら、心もそっと落ち着いていくようです。
今朝の気温は1℃。はらり、はらりと降る雪が知らせた時刻はAM7:15。
今日は雪の影響で自宅学習日となりました。与えられた時間を大切にして過ごしましょう。
お知らせ- 2月5日(水)自宅学習日(臨時休校)
すでにBLENDでもお知らせしましたが、本日は大雪の影響により道路状況の悪化や公共交通機関の混乱が懸念されます。生徒の皆さんの安全を最優先に考え、5日(水)は終日「自宅学習日」といたします。
また、来週10日(月曜)には定期考査も控えています。この機会を活用し、自宅で計画的に学習を進めましょう。保護者の皆様におかれましても、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
明日以降の動きに関しても、BLEND等の連絡を確認してください。
お礼
昨日は、雪の降る寒さの中、本校の一般入学試験(一次入試)に足を運んでいただき、ありがとうございました。試験に臨んだ皆さんの真剣なまなざしが、冬の静けさの中でひときわ輝いていました。
立春の3日を迎え、暦の上では春。しかし、今日の雪景色が伝えるように、まだ寒さは続きます。受験生の皆さんも、どうか体調に気をつけてお過ごしください。皆さんの努力が実を結び、あたたかな春が訪れることを願っています。
長崎市スポーツ表彰 テニス部・弓道部が受賞
報道でも紹介されていましたが、スポーツの分野で活躍した選手や団体に贈られる「長崎市スポーツ表彰」の表彰式が4日(火曜)勤労福祉会館で行われました。
テニス部からは、全日本ジュニア優勝を果たした中川くん(2年)と九州ジュニアサーキットマスターズ優勝を果たした本村くん(2年)の実績が評価され、弓道部においては今年度のインターハイで準優勝した結果が評価されました。
また、今月13日(木)にはホテルセントヒル長崎にて「令和6年度公益財団法人長崎県スポーツ協会表彰式」が行われます。「優秀指導者」として、テニス部監督の東口先生、弓道部監督の久留先生が表彰されます。
テニス部・弓道部の皆さん、受賞おめでとうございます。今後の活躍にもご期待下さい。
※写真は、表彰式の模様。
「報道を通して考える『伝える』こと」
先月24日(金曜)アルカスSASEBOで開かれた「第25回長崎県高等学校文化連盟研究大会」に放送部が参加しました。この大会は、日頃の文化部活動や生徒会活動の研究、実践の成果および課題等を発表し、質疑や情報交換を通して、県内高等学校の文化部や生徒会活動の振興、発展に資することを目的としています。 この度、ご講演いただいたのは、ラジオ、ポッドキャスト、YouTube、SNSなど様々なメディアを通じて情報を「伝えて」いらっしゃるTBSラジオ記者の澤田大樹様です。
「報道を通して考える『伝える』こと」という題目で、高校生の文化活動の活性化を目指す連盟の指針についてご教示いただきました。
参加した生徒の感想です。
👨-私は今日の講話で「伝える」ということについて改めて考えさせられました。澤田さんがおっしゃられていたことに「情報にはそれを発言する側の意図が反映されている。それを取り除くことはほぼ不可能です。だからこそ伝える側は自分がどんな考えをする人間なのかを知ってもらったり、広範囲の情報を発信して中立性を高める。そして情報を受け取る側も発信者の意図を汲み考えることが大事です。」と言う内容があり、現状どちらの立場にもなりうる私たちが心に留めておくべきことだと考えました。
👩-今回の講演会を通じて、「取材することの大切さ」を学ぶことが出来ました。澤田さんの色々な体験談を聞いて、自分にも繋がる部分はあるんじゃないか、と思いながら話を聞くことが出来て良かったです。私が特に印象に残ったことは、澤田さんが東日本大震災が起きた時に行った取材についてです。その時の取材のやり方を教えていただいたのでそれを自分のものにしてこれから、活かしていきたいと思います。
👨-TBSラジオの澤田さんの講演は、テレビ業界に進もうと思っている私にとって非常に有益な時間となりました。最後に実際にインタビューもできたので満足しています。ご本人の記者での苦労した経験や、TBS(本局)へ出向した時の話など、全てにおいて勉強になりました。また、他校の研究発表を聴く機会はないので、新鮮でした。「コンクリートの耐久性と付着物に関する研究」で、チョークの粉を再利用するという発想が素晴らしいと思いました。
👧-私は相手に聞きたいことがあっても、うまく聞きだせないことがあります。インタビューをするとなったらかなり入念な準備をしないと尋ねることができません。でも澤田さんは諦めず最後まで聞くとおしゃっていて、私も相手に聴きたいことをスムーズに尋ねることができる人になりたいなと思いました。
👨-澤田さんが普段の仕事で何を考えているのかについてなどを聴くことができました。澤田さん自身は、取材の時に怒られたとしても、「伝えることは自分の使命だ」と考えて根気強く仕事をしているそうです。僕も澤田さんを見習って自分のやることには責任を持ちながら根気強くやっていこうと思いました。また、アナウンス2連覇した学校の発表を聴いたり、自分の友人が受賞していたので、僕も負けないように番組制作などに精力的に取り組んでいこうと思います。
👩-取材をするうえで「信頼関係を築くことの重要性」を実感しました。これまでインタビューをするときは、ただ聞きたいことを聞くだけでしたが、もっと相手といい関係を事前に築くことが出来ていたとしたらもっと深く中身のあるインタビューに出来ていたのではないのかとも思いました。しかし、過去のことを悔やんでもなにも変わらないのでこれからインタビューするときは事前に相手のことをもっと調べたりインタビューの前に少しでもいい印象を与えられるようにしていきたいです。
講演が終わった後にお時間を割いていただき、様々な質問へご対応いただいた澤田様に改めて感謝申し上げます。
取材の先にあるもの-放送部が学んだ「信頼」と「責任」。
マイク一本で幅広い問題の取材を続ける、ラジオ記者ならではの視点から見えてくる報道の現場の話を聴講できた時間は、今後の活動に活かされることでしょう。
※写真は「第25回長崎県高等学校文化連盟研究大会」に参加した放送部の様子。