メダカの学校


海星中学校のオープンスクールは、例年、学校にお越しいただいておりましたが、今年は、Webでの公開という新しい形での実施とさせていただきます。

各小学校を通じて配布させていただきます右のチラシの裏に、合計14のコンテンツのQRコードを載せております。

6/27(日)までの公開です。

お好きなタイミングで、海星中学校とぜひ繋がってみてください。

ただし、情報量の多いデータとなりますので、スマートフォンやタブレットでのご視聴の際には、Wi-Fi環境下でのご利用を推奨いたします。

 

メダカの学校

2020年4月30日のブログでもご紹介しましたが、中学理科室ではメダカが飼育されています。

社会科の野口先生が連れてきた10匹が始まりです。

「8年ほど前、近くのスーパーで購入した10匹から多くの稚魚が産まれましたが、親メダカが食べてしまって、結局12匹にしかならず…。」

と当時のことを悲しげに話し出した野口先生ですが、

「次の年から卵を見つけては別の水槽に移し、孵化させました。現在は、800匹です!!」と自慢げに胸を張ります。

傍にいた全員から「800匹?!」という驚きの声が上がりました。

「社会の授業で【多産多死】から【多産少死】へと移行し、人口爆発が起こることを説明する時にこの話をするんです。

この水槽で起きていることと、アフリカの一部の国で起きていることは似ているんです!!」と、さすが社会科の野口先生は熱く語ってくれました。

さて、掃除の時間に理科室にやってきたのは、3年1組の生徒たちです。

理科室に入るなりエサを与え、手早く掃除を終えると、卵を見つけては別の水槽に移します。

ここのメダカたちの自慢は数だけではありません。

なんとなんと、お世話係が水槽に手を入れると、手のひらに乗ってくるんです。

彼らに話を聞いてみました。

「声をかけながらエサを与えて育ててきたからか、手を近づけると寄ってくるようになりました。

少しくすぐったいですが、本当に可愛いです。」と話します。

 

 

そんな生徒の皆さんに向かって野口先生が、

「なんでも愛情ばかけたら、形になって返ってくるとぞ~」と、更に熱く熱く語りかけます。

7月21日からの三者面談期間では、保護者待合室にお引っ越ししたメダカたちが、保護者の皆様をお出迎えいたします。

どうぞ楽しみにお越しください。