めだかの学校 vol.3


海星中学校入学試験

 

メダカの学校 vol.3

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海星学園は、中高ともに「校内土足」であることをご存じでしょうか?

本校に来校された方の多くが、まず、土足でそのまま入ることができる点に驚かれます。

1892年にマリア会から派遣されたフランス人宣教師が創立した海星学園は、フランスの文化である「土足」が現在でも継承されています。

だから、教室も廊下も職員室もすべて「土足」です。

生徒の皆さんも、来校する保護者や業者の方々も、革靴でもハイヒールでもレインブーツでもすべて「土足」OKなのです。

 

先週末(11月27日)に行われた「海星中学校奨学生試験Ⅰ」の際も、多くの方が「校内土足」に驚かれていました。

「校内土足」なら、校内はたいへん汚れていると思われるかもしれませんが、本校の校内は実に綺麗です。

その理由の一つが、株式会社アイコック(諫早市津久葉街)の方々の清掃技術にあります。

毎日、校内の至る所を、授業の邪魔をしないように手際よく掃除してくださっています。

そのため、6時間目終了後の15分間の清掃時間には、廊下や階段からはほとんどゴミが出ない状態です。

さて、以前もご紹介しました中学校舎のメダカの水槽にも、掃除係がいます。

ミナミヌマエビとスネールです。

実は、このエビ、アイコックの中上さんが持ってきてくださったものです。

彼らが水槽にいることで、有機物が減り、水の腐敗や水質の悪化を抑制する効果が見込めます。

だから、本校のメダカの水槽は、実は水替えをしたことがありません。

彼らもまた、主役であるメダカの邪魔をすることなく、メダカの食べ残しや糞を分解して、よりより環境を作っています。

人間も生物です。生物には環境がとても大切です。

創立からおよそ130年、フランス文化を残しつつ、より良い環境が整備されている海星学園に、ぜひ、皆さんも足を運んでみてください。

「校内土足」であることを忘れてしまうほど、校内の美化が行き届いています。

今週末(12月4 ,5日)には、海星中学校の奨学生試験 Ⅱ 一般入学試験 Ⅰ が行われます。

受験生の皆さんも、保護者の皆様も、上履きやスリッパは不要です。

受験生の皆さんが入学試験に全力を注ぐことができますように、綺麗な校舎でお待ちしております。