中学「こころの講話」を終えて


「自分と友達になりましょう!」

 

 中学では、スクールカウンセラー川浪由喜子先生による「こころの講話」がおこなわれました。

思春期は疾風怒濤の時期と言われるほど、こころが大きく揺れ動く時期です。そんな大変な時期にある中学生にとって、人と仲良くなる前にまず自分と仲良くなること、気持ちを上手に表現することの大切さなどを学びました。

 

 

 講演の最後は「人間の本性は、協力と分かち合い」という言葉で締めくくられましたが、一人一人の中心に「協力と分かち合い」のこころがあるのだと思うと、私たちの生きている世界が広がっていくような気持ちになりました。生徒の感想文では、「モヤモヤしている状態が、自分だけではなく他の人もあるのだとわかって安心した」「これまでたくさん友達を作れと言われてきたけど、まず自分自身と友達になることが大切であることがわかった」「怒りを表現する方法を学んだので、試してみたい」「そのままのあなたでいい、あなたと同じ人はどこにもいないということに感動した」などの言葉が並んでいました。充実した、いい時間を過ごすことができたようです。