奏でられる場所があることで


 

市のHPに掲載の「長崎港クルーズ客船入港実績」を見てみると、令和2年(2020年)5月から令和4年(2022年)まで「寄港なし」と記載がありました。

今年3月に入ってから客船が入港する姿を見かけるようになり、週末になれば海外からの観光客で街中も賑わいを見せています。

クルーズ客船は、ちょうど生徒が朝登校する時間に着岸し下校時間からほどなくして離岸時間を迎えます。

様々なクルーズ船が入港する様子を本校から見ることができますが、その時々の天気や時間帯によって、客船ならではの情緒ある風景に出会うことができます。

 

体育祭をご観覧いただいた保護者の皆様へ(お礼)

4月28日(金曜)高校体育祭、4月30日(日曜)中学校体育祭を無事終えることができました。

当日は天候にも恵まれ予定通りに行うことができました。ご観覧いただいた保護者の皆様におかれましては、朝早くからご来場いただき、温かい声援を送っていただきましたことに感謝を申し上げ、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

公式戦へ向けて

昨日から暦は5月に代わり薫風が校内を吹き抜けます。明日からはゴールデンウィーク期間を利用して遠征に出かけていく部活動もあります。有意義な活動時間となるよう願っています。運動部も文化部も来るべき公式戦に向けての準備がスタートしました。

 

もうすでに、そのスタートを切っている吹奏楽部。春の穏やかな空気が伝わってくる出航セレモニーの様子を収めた写真を送っていただきました。

 

4月1日(土曜) Silver Muse(シルバー・ミューズ)寄港

 

4月18日(火曜) Nautica(ノーティカ)寄港

 

今日、5月2日(火曜)に寄港する船は、Seven Seas Explorer(セブン・シーズ・エクスプロラー)です。

3度目の出航セレモニーに臨みます。吹奏楽部のみなさんが心を込めて演奏し、出航に華を添えます。

お時間がありましたら是非、ご鑑賞ください。

長崎港松が枝国際ターミナルにて16:30分頃からセレモニー演奏を行います。

 

タイミングが合えば、セレモニーへ出動する吹奏楽部のみなさん。

楽器の運搬も含め、わずかな時間で移動して人前で演奏するのは大変なことですね、と尋ねると、

吹奏楽部長はにこやかな笑顔で、「春の野球選抜甲子園での経験が活きています。」と答えてくれました。

「(甲子園の)試合時間の前のわずかな時間を使って、姉妹校(大阪・明星)吹奏楽部の生徒さんと合奏したり、打ち合わせをしていく中でお互いに指摘しあったりしたことが、入部してきた新入生に対する指導に役立っています。私自身、コロナ禍で演奏の機会が叶わなかったときのことを振り返ってみれば、今こうして、奏でられる場所があるということは、とても嬉しいです。」

吹奏楽ポップスの頂点に君臨する名曲と言われる『宝島』も披露されました。

 

さて、出航の時間がやってきました。

 

ターミナルからお借りした「SEE YOU AGAIN IN NAGASAKI」の横断幕で出航を見送ります。

 

奏でられる場所で本番の力を発揮するためにも、普段の練習がとても大切だと、部長が答えてくれました。

「明日も、夕日を浴びた豪壮な巨大クルーズ客船の航海の無事と、長崎を訪れてくれた皆さんに感謝を込めて見送りの演奏が披露できればいいなと思います。」

 

※写真は、出航セレモニーに臨む吹奏楽部の様子。