梅雨と環境


海星中学校第1回オープンスクール開催

いよいよ今週末、令和5年6月3日(土)海星中学校第1回オープンスクールを開催します。

詳細につきましては、各小学校様を通じて配布させていただいたチラシをご覧ください。

また、こちらからも確認できます。

今年は4回のオープンスクールを予定していますので、どうぞお楽しみに!!

 

梅雨と環境

今週月曜日の5月29日、福岡管区気象台が九州北部地方の梅雨入りを発表しました。

例年より6日早く、2022年より13日早い梅雨入りです。

 

降水量が増加し、湿度が高く、じめじめした日々が続く梅雨。春から夏へと移り変わる大切なサインですが、誰もがつい、だらけてしまいそうになる季節でもあります。

そんな中、生徒の皆さんからは

「先生、暑いです。」、「先生、エアコンはいつからですか?」、「先生、エアコンをお願いします。」とエアコンを熱望する声が...。

 

もちろん、生徒と同じように職員室からも...。

しかし、そう簡単にエアコンのスイッチは入らないのです。

昨今の電気料金の値上げや、温暖化に伴い、できることからはじめようと、本校でも節電に対する意識が変わってきました。

その一つとしてエアコンの設定温度を28℃にしています。教員と生徒が一丸となり、本格的な夏に向けた節電に取り組んでいます。

ふと学生時代を思い返せば、教室にエアコンなど当然なく、汗でプリントが腕に張り付くことなど日常茶飯事。

今では考え難い情景であると同時に、充実した環境が当たり前になってしまっている現在に若干の恐ろしさを感じます。

それに気づかせてくれたジメジメ、ベタベタという感覚には、むしろ感謝すべきかもしれません。

それぞれの季節ならではの感覚を大切にするとともに、今の恵まれた環境が当たり前ではないということを生徒の皆さんへ伝えていかなければならないと強く思います。

 

こんなことを心に浮かべながら、自宅のエアコンのリモコンにそっと手を伸ばすのでした。