みんなと一緒なら


中学生は先週の金曜日、2月とは思えないような気持ちのよい気候の中、強歩会を実施しました。

朝礼を済ませると、まずは水辺の森へと移動です。

 

 

水辺の森に集合し、教頭先生からの指示を受けます。

 

 

3年生から出発しました。目指すは、稲佐山頂上!

長崎港から一歩一歩、自分の足を動かすしかありません。

 

 

 

まだまだ余裕の笑顔ばかりです。

 

 

手をつないだり、腕を組んだり、楽しい会話も弾みます。

 

 

さあ、いよいよ登ります。

優しく見守り背中を押してくれるかのような、澄み切った青空と気持ちよく吹く風。

 

 

まだまだ頑張ってくれています。

 

 

登っても登っても頂上が見えず、「なんでこんな行事をするんですか。」「きつくてたまりません。」・・・弱音や文句も言いたくなります。

疲れで下向きがちになりながらも、頂上目前では、みんな、顔を上げ、ふっと笑顔を浮かべます。

 

 

全クラス記念写真を撮りました。ちなみにこちらは1年2組です。

 

 

ここで終わり。。。ではなく、今度はスタート地点の水辺の森へと下っていきます。

育成会の皆様からの差し入れのお茶も、一人ひとり有難く受け取りました。

育成会の皆様、ありがとうございました。

 

参加者全員、12キロ強の行程を歩き切りました。

教員団は、年齢的にも、週末には筋肉痛に悩まされた者ばかりでした。

若くて元気いっぱいの生徒の皆さんにも聞いてみました。

「翌日は痛くて、家の階段もいやでした。」「部活動のお蔭で筋肉がほぐれたのか、筋肉痛にはなりませんでした。」とさまざまでしたが、やっぱり筋肉痛になった者の方が多かったです。

 

すれ違いざまに耳にした会話で締めくくります。

「きついだけの強歩会と思っていたのに、なんとなく達成感あるね。」

「明日歩けと言われたらいやだけど、みんなと一緒なら悪くないかも。」

そう、この言葉の中にこそ、強歩会の意味があるような気がしています。

来年も、筋肉痛を恐れず、みんなで元気に歩けますように。