人を通して本を知る


令和4年度JA共済小・中学生書道コンクール

1年生の松田さんが、佳作入賞です。

おめでとうございます!

 

人を通して本を知る

 

12月3日(土)、長崎県中学生ビブリオバトル大会が大村市で開催されました。

出場したのは、2年生の坂井君です。

坂井君は、去る10月2日(日)、県大会へ出場するための予選に本校から初めて参加しました。

私立学校の予選を1位で通過し、県大会へと進みました。

公式サイトによると、「ビブリオバトル」とは、誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです。

公式ルールは以下の4つ。

  1. 参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。

  2. 順番に1人5分間で本を紹介する。

  3. それぞれの発表の後に、参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分間行う。

  4. 全ての発表が終了した後に、「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者と観覧者全員が1人1票で行い、最多票を集めた本をチャンプ本とする。

坂井君が紹介した本は、辻村深月さんの「かがみの孤城」です。

県大会決勝まで駒を進め、初参加にして3位入賞という素晴らしい結果となりました。

坂井君は大会を振り返りながら、

「100名ほどの観客の皆さんの前で話すことは、やっぱり緊張しましたが、とっても楽しかったです。

自分が好きな本のことをたくさんの方に知ってもらえるのは何よりも嬉しいし、

知らない本ともたくさん出会えました。」と笑顔で話してくれました。

 

ビブリオバトルのキャッチコピーは、「人を通して本を知る。本を通して人を知る」です。

坂井君を通して「かがみの孤城」という本と多くの方が繋がってくださいました。

そして、坂井君自身も、「かがみの孤城」という本を通して、多くの方と繋がることができました。

それは、県大会3位という結果以上の喜びや手応えを坂井君にもたらしてくれたはずです。

皆さんも、お気に入りの本について、誰かと話してみてはいかがでしょうか?