涼しい風に、秋を思う
台風15号の影響が心配される中、お盆を迎えるこの時期、帰省などで普段とは異なる場所で過ごしている方も多いことと思います。どうぞ安全を第一に、それぞれの場所でお過ごしください。
そんな中、今朝は、部屋の換気をためらわずにできるほど、自然の風が心地よく吹き込んできました。二十四節気「立秋」の時期、8月7日から12日頃は、七十二候では「涼風至(すずかぜいたる)」とされています。涼しい風が吹き始める頃を表す言葉です。日中はまだまだ厳しい暑さが続いていますが、今朝の風に、季節が少しずつ移ろっていることを思わせる瞬間がありました。
夏休みの過ごし方は、人それぞれです。家族と過ごしたり、普段できないことに時間を使ったり、部活動に励んだり。そして、自分の目標に向かって、学ぶ時間を大切にしている生徒たちもいます。今回は、そんな「学ぶ夏」の一場面をご紹介します。
ステラマリスコース 夏期学習会開催
学ぶ場所は、自分でつくる
8月、学校では施設メンテナンスのため学校を閉鎖する期間があります。学校でいつものように学ぶことができない期間にも、学習時間と学ぶ環境を確保しようと、ステラマリスコースの生徒を対象に「夏期学習会」が行われました。
1・2・3年生の希望者が学年の枠を越えて参加。9時から17時まで学習に励む4日間を(最終日は学校で)過ごした生徒たち。場所を変え、環境を変えて、集中して学習に取り組むことで、それぞれの課題に向き合いまとまった学習時間を確保することができました。
「どこにいても、自分で学び始めることができる。」
そんな力を身につけてほしいという思いも、この学習会には込められています。

大学入試を目前に控えた3年生にとっては、受験に向けて学習習慣を維持し、仲間と切磋琢磨する時間に。

そして1、2年生にとっては、真剣に学ぶ3年生の姿を身近に感じながら、自分自身の進路やこれからの学習について考える機会となりました。
参加した1年生は、
「『塾に行く代わりに、集中して勉強する時間をつくってみたら?』という親の勧めもあり、今回の学習会に参加しました。特に力を入れたのは数学。部活動や習い事などを理由に、これまでなかなか検定取得に向けた時間を確保できていなかったこともあり、英検取得に向けた英語の学習にも時間を充てました。先生に質問しようか迷うこともありましたが、じっくり取り組む時間があったので、自力で解決できた問題もありました。分からないときは、いつでも先生に質問できるというスタイルにも安心感がありました」と、充実した時間を過ごした様子でした。

静かな会場に響く、鉛筆がノートを走る音、参考書をめくる音。一人ひとりが、自分の課題と向き合いながら、集中力に挑んでいました。
「受験は団体戦」。
同じ目標に向かう仲間と同じ場所で学ぶことが、それぞれの学習への意識をさらに高める時間となりました。

その姿は、4月から
こうして見ると、長時間にわたって集中して学ぶ姿は、この夏に突然生まれたものではありません。
4月から、テスト前を中心に、希望する生徒が自学に取り組む教室が設けられてきました。

黙々と自分の課題に向き合う生徒。

分からないところを先生に質問する生徒。

口頭による英語(個人)レッスンに取り組む生徒。

それぞれが、自分に必要な学び方を選びながら、少しずつ「自分で学ぶ」姿勢を身につけてきました。

夏に場所を変えて確保した4日間の学習時間。その土台には、4月から積み重ねてきた日々がありました。この夏、机に向かった時間と、一緒に学んだ仲間から受けた刺激が、それぞれの進路実現に向けた力となっていくことを願っています。
8月17日(月)からは、後期課外が始まります。
この夏に身につけた学ぶ習慣と、自分でつくった学びの時間を、これからの学校生活へ。
どこにいても、自分で学び、自分で一歩を踏み出せる人へ。
※写真は、校外夏期学習会の様子

