春の息吹、イースター


 

暦の上では「万物が清らかで生き生きとした様子」という意味を持つ「清明」にあたります。昨日も校内の木々が春風に揺らぎ良いお天気に恵まれました。今朝はたっぷりと雨が降り注ぎ、20日の「穀雨」を迎えようとしています。

今年の復活祭は4月9日~イエス・キリストの復活を祝うお祭り~

先週8日(土曜)にカトリック研究部の生徒がイースターエッグを作りました。一年の行事の中でもキリスト教の最も大切な祝日、イースター(復活祭)の飾りには力が入ります。

昨年は、入部したばかりの生徒が完成したイースターエッグを先生方に配布をするお手伝いをしていましたが、今年は先輩として、重要な役割を担うことになりました。

 

(先生方も突然のギフトに笑顔が)

 

 

色とりどりのラッピングされた卵に添えられた(冒頭の写真)メモには、「イースター」の語源の説明が記されていました。

―「春を祝う『春の祭り』の伝統が生き残ったものとされていて、『卵には大きな力が存在する』と人々は信じていました。春の輝く太陽を表す『卵』が贈り物とされたこと…寒い冬から暖かい春へ、新しい希望や、繁栄を約束する春の始まりを象徴するものです。―

 

(シャミナード寮入り口階段脇に咲く薔薇)

 

 

春の芽生え、花の輝かしい季節にやってくるイースター。命の息吹を感じさせてくれます。

さて、準備されたイースターエッグを配り終え、最後に訪れたところは、学園内にある修道院です。

修道院長である神父様にもお届けすることができました。

神父様からは、「復活祭、おめでとうございます。ご苦労様。」とお言葉をいただきました。

 

今年、先輩として大役を担ったカトリック研究部員の生徒は、

「お天気にも恵まれ、とても清々しい奉仕活動が出来てうれしいです。」と答えてくれました。

これからのカトリック研究部の活動に注目です。

※写真はカトリック研究部の活動の様子