能動的な学びの時間へ


本日から第1回定期考査が行われます。今朝の気温は14℃。日中気温が上昇しても薫風が吹き込む校舎内は過ごしやすかったような気がします。また、テスト対策に臨む生徒たちのにぎやかな声が聞かれた一週間でもありました。皆さんの頑張りが発揮できますように、と思いながら教室へ向かう途中の渡り廊下で、談笑している生徒たちを見かけました。

「座ってばかりの勉強なので、ちょっと息抜きしています…」「ここから見える景色に癒されています!」

 

海星学園校舎内には、職員室がある中央館から北館、南館へと繋がる渡り廊下がありますが、ここは、北館に繋がる廊下からの眺めです。同感…とても澄み切った青空に吸い込まれそう。

 

「試験が終わったら、高総体に向けて部活頑張ります」とバスケットボール部の生徒、「私はダンス再開です。試験を頑張って気持ちよく週末を迎えられるようにしたいんです」ともう一人の生徒。

楽しいことを想像して話す二人の会話からほっこりしたひとときをもらいました。

 

新緑が鮮やかに輝き、心地よい風が吹くこの季節、ひんやりとした通学路もおすすめです。

さらに、中学校舎側から校門を出て右に折れると…

生物部が管理している薔薇の花が見ごろを迎えています。

GW前後であっという間に色とりどりの薔薇が咲き始めて華やかに。テスト週間が終わる頃も期待大です。

 

「能動的な学びを:新しい進路選択講座がスタート!」

こちらは、進路指導部が作成した『進路の栞』です。育成会総会・学級会を通じて保護者の皆様に配布を行いました。冊子の中には、進路選択における情報収集の方法や、今年卒業した76回生の結果に関する総括が掲載されています。受験戦略において何が必要か具体的なアドバイスを読むことができます。

進路指導部は、生徒の学力をサポートする課外授業、校外模試、自学会、小論文・面接特別講座を展開していますが、その中に選択講座があります。

5月13日(月曜)にリニュアルした選択講座の説明会を行いました。

講座担当の下村先生(社会科)が、開口一番、「みなさん、講座とは、〝能動的な学び〟であることを理解してください」と投げかけました。講座の特徴の一つ、クラスや学年の枠を超えて学ぶ、普段接していない先生の授業を受けることができる点が魅力であることも添えられました。

生徒の皆さんの未来をサポートするために、進路選択講座を開始します。この講座は、多様な進路に対する理解を深め、自分の目指すべき方向性を見つけるための貴重な機会です。

「2クール制」で自分に合った学びを用意していますが、部活動も熱心な本校では、勉強と兼ね合いが難しいことも踏まえて「よくある質問」で生徒の疑問に答えていく下村先生。

時間の使い方は様々ですが、選択講座を通して、自分の興味や適性を自分自身で詳しく分析し、最適な進路を見つける時間にしてほしいと伝えたあと、配布した講座選択の手続き用紙をもとに、シラバスの詳細を読んでQRコードからの申し込みをするように説明を行いました。

締め切りは5月31日(金曜)です。

新しい進路選択講座が、皆さんの成長と未来を支える大切なステップになること間違いなしです。

※写真は、生物部の薔薇花壇と選択講座説明会の様子。