蓄える季節


いつまでも暑い、暑いと言っていた秋が、秋らしい秋になりました。
海星中学校の花壇にある桜もあじさいも、葉を落とす準備を始めています。
葉を落としてしまうのは、冬芽をつけるための準備だそうです。

海星中学校では10月の第2週に学年行事を行いました。
詳しくは以下のブログに掲載していますので、未読の方はどうぞご覧ください。

新たな発見

「知る」を「つなぐ」

「学」を修める

ゆらめく炎に心癒され

各学年とも濃密で貴重な時間を過ごしてくれたと思います。
記憶の中で風化してしまうには、あまりにももったいない体験です。
でも、いつまでも「昨日のことのように」記憶しておくことはできません。
だから、海星中学校では、その体験を別の形で残すことにしています。

1年生は、みんなで地図を見ながら歩き回った長崎の街についての考察を始めます。
―なぜ、この街の人口は減少しているのだろう。


2年生は、職場体験でお世話になった事業所の方々へお礼状を出すことで、3日間を振り返ります。
―自分が学んだこと、自分に足りなかったことは何だろう。


3年生は、修学旅行を新聞記事にして、もう戻ることのない時間を記録に留めます。
―どうすれば楽しくてしかたなかったあの記憶を、永遠に残すことができるだろう。

彼岸花が朽ちた跡には、水仙が葉を伸ばしています。

この秋が終わって冬になると、海星中学校では文化発表会が行われます。

今年度の文化発表会は、12月15日開催です。

そこでは、それぞれの学年が、それぞれの体験を、それぞれの言葉で語ってくれることでしょう。

※写真は昨年度の文化発表会のものです。